昨日の結果、人事の話…
上司と喧嘩し、辞表を叩き付け帰宅したA君との面談。
A君に、辞表を受理する旨を伝えたところ、みるみると顔色、表情が変わり、深いため息をつきました。
A君は、言葉にしないものの「退職したくない」意思が強い様ですが、自らの主張を繰り返すばかりで、自身の間違いから目を背けている様に感じました。
確かにA君の主張は正論である部分はありますが、ここはA君が社長の会社ではありません。
組織批判や上司批判に偏ったA君の思考は、説得や説明で変えられるものでは無いと思いました。
今回は、人事担当者として辞表の取扱を伝えたことで留め、後はA君直接の上司の判断に委ねようと思います。
どうか、A君が心から反省し、他責より自責の思考で直接の上司と話し合う事を望みます…
今回の面談では、上司と部下のコミュニケーションの不足が根本にあると思いました。
最近はハラスメントを恐れるがあまり、上司は部下に言うべき事柄を伝えられず、部下はそんな上司を「好き」「嫌い」で判断してしまう…
こんな関係なので、互いにハッキリと物事を伝えられず、関係がギクシャクしてしまい、進退にまで影響する事を恐ろしく感じます。
人手不足のこの時代、つまらない事情での退職は、法人にとってとても痛いです。